タロット占い師 クシラ龍のブログ

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ニキ・ド・サンファルがタロットについて語ったこと

美術の教科書かなにかで見たなぁ Grand Oiseau Amoureux by Niki de Saint Phalle


女性の現代アーティストとして人気の高いニキとタロットの深い関係

 

どうもー、クシラです。

 

最近「タロットの秘密」っていう本を読んでいます。

 

タロットの秘密 (講談社現代新書)

タロットの秘密 (講談社現代新書)

 

 

この本を読んでいて大好きな現代アーティストのニキ・ド・サンファルもタロットを深く愛していたことを知りました。

 

「おー、すげー!!なんか嬉しい!」と素直に思ったので、ニキがタロットについて語ったことや、ニキが創った立体作品「タロットガーデン」について今回は書こうかなーっと思います。

 

その前にまずは「ニキって誰?」っていう人のためにちょっと解説しておきますね。

 

ニキ・ド・サンファルってどんな人?

 

ニキ・ド・サンファルアンディ・ウォーホルと並び称されることもある現代アーティストです。連作「ナナ」にみられるようなユニークなフォルムとカラフルな色使いの女性の彫像でよく知られています。

 

Moderna Museet, Niki de Saint Phalle

 

これが「ナナ」ですね。箱根の森美術館にも「ミス・ブラック・パワー」という「ナナ」シリーズの作品が常設展示されてます。


Miss Black Power


生命の源としての女性の自信に満ちた、女性自身による、高らかな女性賛歌の像である BY  彫刻の森美術館のHPより 

 

ニキ・ド・サンファルは若い頃は「ヴォーグ」「ハーパースバザー」といった一流ファッション誌でモデルをしていました。しかし、23歳の頃、精神のバランスを崩し、ニースで入院します。そのときに受けた精神療法が絵画やコラージュを作るもので、そこから芸術の世界に入っていきました。

 

'Niki de Saint Phalle' Schunck Heerlen

モデル時代のニキです。 

 

ニキは1960年代にタロットに出会い、そのシンボリズムに熱中するんですが、そんな彼女がタロットをテーマにして造り上げたのが「タロットガーデン」というとんでもないスケールの立体作品です。

 

ニキ・ド・サンファルのタロットガーデンってどんな作品?

 

ニキがライフワークとして取り組み、完成まで20年以上かかったという作品が「タロットガーデン」。その名のとおり、タロットカードをモチーフにした彫刻庭園です。

 

イタリアのトスカーナ地方にある庭園をまるごと、タロットの世界として設計し、その中に大アルカナ22枚をテーマにした巨大でカラフルな彫像を配するという、他に例のない作品なのである。

 

毎年4月1日から10月15日までの期間限定でオープンしてます。アート好き&タロット好きにはたまらない空間ですね。まだ行ったことがないので、今度イタリアに行った時はぜひ行きたいと思います。

 



ニキ・ド・サンファルがタロットについて語ったこととは?

 

ニキ美術館の館長でもあり親交が深かった増田静江さんによると、ニキはタロットについてこんなことを語っていたようです。

 

タロットカードは私の友であり、肌身離さず持ち歩き、常に見ています。

 

タロットは世界や人生の問題を理解するのに必要なもの。

 

タロットは私にとって道であり、人間はその道を行く旅人なのです。

 

どの言葉も素敵ですけど、特に3番目の「タロットは私にとって道であり、人間はその道を行く旅人なのです」が心に響きました。

 

また女帝というカードについてはこんなことを語っています。

 

「女帝」こそが偉大なる女神。彼女は空の女王、母、娼婦、感情、聖なる魔法、そして文明。

 

タロットガーデンには女帝の巨大なオブジェがあるんですが、ニキはこの女帝の内部を住まいにしていたようです。キーワード的にも「聖なる魔法」や「文明」っていうのが珍しくて面白かったです。

 

芸術学部出身のタロット占い師としては、ニキもタロット好きなんて嬉しいなーっと思ってつらつらと書いてみました。

 

特にオチもないのでこれで終わりまーす。ではまたー!

 

 

タロット・ガーデン

タロット・ガーデン